U・STYLEのお茶

  • Column
Date.2021.04.13

2021年に入り、U・STYLEではお客様用のお茶を切り替えました。
新潟市江南区のお茶卸売・向井園さんが運営する「日本茶専門店 うずまき屋」の向井くんが、その時おすすめの数品種をセレクトして届けてくれます。

U・STYLEが運営する潟マルシェでも人気のうずまき屋さん。家業のお茶卸業の傍ら、個人販売向けのオリジナルブランド「日本茶専門店 うずまき屋」を20代の兄弟で立ち上げ、彼らのこだわりを味わって欲しいと運営しています。

さて、お茶の切り替えたことには、いくつかの理由があります。

・クライアントのみなさまからいただいたお金を、地域や私たちが信頼・応援・共感するところに循環させたいと考えたこと。
・お茶を通じたコミュニケーションから、私たちに関わってくれる方同士をつなぐ役割を担いたいと考えたこと。
・日本の文化である「日本茶」を、文化として日常に取り入れたいと考えたこと。
・私たち自身が、おいしい日本茶の味わいや文化を知ることに価値があると考えたこと。
・打ち合わせでおいしい飲み物が出てきたら嬉しい。

これらの理由から、うずまき屋さんの日本茶を導入しました。

会社で日本茶を淹れて飲むようになり、お茶の種類や味わいの幅広さを感じるようになりました。
香りを楽しむほうじ茶、旨味を味わう煎茶、シングルオリジンの和紅茶など、コーヒーの違いを楽しむように、お茶も種類や産地や飲み方で多様な楽しみを体験できます。
そして、二煎目、三煎目の味わいの変化も楽しいものです。

屋久島のシングルオリジン和紅茶「豊緑」

切り替え後、お客様も「お茶、おいしいね」と気づいてくださり、そこから話が弾むこともしばしば。
おもえば、鳥屋野潟の漁師さんのお宅にお邪魔したり、米づくりをしている安塚の集落にいくと、必ずと言っていいほど「お茶のみ」が始まります。
昔から続いてきたこの「お茶のみ」は、良好な関係づくりや、その時々の情報共有や新たな発想にも役立ってきたのだと想像します。

良いデザインをするためにも、デザインだけでなく、様々な分野の本物や本質、文化的背景を知ることは不可欠です。
おいしいお茶を知り、飲み、良い仕事ができるよう頑張りたいと思います。
どうぞご一緒に、お茶しましょう。

日本茶専門店 うずまき屋
https://uzumakiya.base.shop

Text by Shutaro Matsuura
Photo by Shutaro Matsuura
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