20年間つづけたゴミ拾いの想いと記憶
本人の言葉で未来へつなぐ
The Story of TOYANOGATA – 田中保夫 –
Client | とやの物語実行委員会 |
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Creative Direction | Shutaro Matsuura |
Videography | Tohru Takahashi(ツムジグラフィカ) |
Video Editing | Tohru Takahashi(ツムジグラフィカ) |
鳥屋野潟の地域で生まれ育ち、鳥屋野潟の昔と今を知り、今でも地域を大切に思って活動をつづける田中保夫さんという方がいます。
田中さんは、U・STYLEに鳥屋野潟の魅力を教えてくれた方の1人。鳥屋野潟の語り継ぎ冊子『潟ボーイ’s』シリーズの1冊目(2012年発行)を制作する際に田中さんから教えていただいた昔の鳥屋野潟の豊かな暮らしに惹き込まれたことが、鳥屋野潟での活動に力を入れる一つのきっかけにもなりました。
そんな田中さんを象徴する活動が、ゴミ拾い。定年退職前から80歳になるまで20年以上にわたり、毎朝1人でゴミ拾い活動を続けてこられました。一市民の活動でもあり、これまで大きく注目されることはありませんでしたが、2022年にその活動の価値が認められ、新潟県知事から表彰をされました。
そんな田中さんが見てきた鳥屋野潟の昔と今、1人で20年以上続けてこられたゴミ拾い活動を、田中さん自身の言葉で記録して未来につなぎたいと制作したのが、「The Story of TOYANOGATA – 田中保夫 –」 です。
かつて鳥屋野潟で子どもたちが泳ぎまわって遊んだ時代から、時代の変化による潟や地域の環境の悪化と再生までを経験してきた田中さん。 長年鳥屋野潟とともに生き、地域を大切に思い、その想いを自らの行動によって形にしてきた田中さんが見てきた鳥屋野潟の昔と今、そして未来への想いをお聞きしました。