クラシック音楽を楽しむ
「難しくない入口」のデザイン
RYUTOPiAN
Client | りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 |
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Creative Direction | Kazumi Matsuura |
Graphic Design | Haruka Fujita |
Graphic Design | Ayaka Noriwa |
Photography | Mitsugu Shinbo |
Writing | Shutaro Matsuura |
「りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館」で行われる東京交響楽団定期演奏会に合わせて発行されている機関誌『RYUTOPiAN』のコンテンツ制作とデザインをU・STYLEにて行いました。
新潟市中央区にあり、音楽、演劇、舞踊、能楽など多様な舞台芸術の公演や普及を行なっている「りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館」。市民にとっては芸術や文化に身近な場所で触れることのできる、貴重な存在です。
そんなりゅーとぴあで開催されている「東京交響楽団定期演奏会」。クラシック音楽ファンが楽しみにしている演奏会ではありますが、専門家や音楽に詳しい人以外にとっては、クラシック音楽はハードルが高いと思われがちでもあります。りゅーとぴあとしても、新たな客層との接点や集客に課題を感じていました。
そこで市民の方々に、クラシック音楽をはじめとする舞台芸術にもっと気軽に触れてもらえるきっかけをつくるための冊子を制作。媒体名を『RYUTOPiAN』とし、りゅーとぴあで舞台芸術を素敵に自然体で楽しんでいる「人」にフォーカスし、それぞれの人がどのように舞台芸術を楽しんでいるかなどのインタビューを掲載しています。
また、各演奏会のテーマや曲目に合わせて、作曲家や曲の背景にあるエピソードを独特の切り口で編集した豆知識などを掲載。これまでの接点とは異なる視点から興味の入口をつくり、劇場に足を運ぶことにハードルを感じていた方や舞台芸術に難しいイメージを持っていた方にも、気軽にりゅーとぴあを楽しんでもらえるきっかけとなる冊子となっています。
※2018年から2020年春にかけてvol.10まで発行。2020年春より新型コロナウイルスによる公演中止などの影響で休刊中。
RYUTOPiANの詳細やバックナンバーは「りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館」のウェブサイトでご覧いただけます。
https://www.ryutopia.or.jp/information/publications/ryutopian/