里山ボタニカル
里山と人をつなぎ
やさしい循環をつくる地域ブランド
新潟県上越市の中山間地にある安塚は、過疎と高齢化が進む一方、魅力的な棚田の風景や美しい自然に囲まれた豊かな地域です。この地域の里山には、多様な樹木や植物が自生しています。
U・STYLEでは2018年に、安塚の里山をフィールドとするローカルブランド「里山ボタニカル」を立ち上げました。里山の植生や自然環境、先人より受け継いできた棚田の風景を深く理解し、植物がもつ美しさや土地ならではのストーリーを伝えるプロジェクトです。
すでに存在している資源や価値を、商品や体験に昇華し届けることで里山と人々を結び、里山に自然と文化と経済の循環をつくる中山間地域のデザインに取り組んでいます。
コンセプトムービー
Brand Concept “里山の小さな植生をみつめながら”
Product Concept “植物たちの物語と、里山への想いをのせて”
里山ボタニカルのプロダクト
麹チーズケーキ
麹チーズケーキは、麹の優しい甘さと、しっとりとした食感をお楽しめるチーズケーキです。安塚の棚田で、栽培期間中無農薬で育てた酒米を主原料に、干し柿のラム酒漬け、ふきのグラッセ、栗の渋皮煮、イチジクのコンポートなど、里山の四季の素材に向き合いながら手を加え、自然の恵みを贅沢にトッピング。ひとつひとつ手作りで、丁寧に焼き上げています。
里山ハーバリウム
里山の植生たちを丁寧にみつめながら、私たちの視点で切り取ってつくりだした、オイルハーバリウムです。ハーバリウムの元々の語源は、英語の“herbarium”。「植物標本」という意味をもちます。「人の手で加えられた華やかさよりも、里山にいきる植物が本来もつ生命力と、儚くも芯をもつ美しさをとどけたい。」そんな想いから、余計な着色や装飾はせず、植物そのものの造形や魅力をより引き立てられるつくり方を大切にしています。
野山のボタニカル茶
安塚に自生している野草を一枚ずつ手摘みで収穫し、手づくりした野草茶です。気持ちのいい野草のフレーバーが口の中いっぱいに広がり、里山の植物の爽やかな味わいが楽しめます。