リスの功績
– Monthly message –
U・STYLEでは、クライアントの方々へ毎月発送している書類に、時々のメッセージやトピックを同封しています。ここでは、その”Monthly message”を転載してご紹介します。
鳥屋野潟の森の生き物について詳しい研究者に、どうやって生き物は種をつないでいくかを聞いたことがありました。
その時聞いた、他の動物を活用し新天地を開くドングリの話を時々思い出します。
ドングリの実はリスが食糧備蓄としている穴に運ばれるのですが、リスはそのことを時に忘れてしまい、
食べられなかったドングリは新天地で芽をだし生きていくのだそうです。
ふーん、
自分も近い感じがします。
ドングリにではなく、備蓄したことを忘れてしまうリスに。
吹きガラスの可愛らしいオブジェ
可憐な刺繍のハンカチ
「あれ、これっていつ買ったのかな」
旅先で出会ったものにひかれて、いつか使おうとしまったところがそのまま忘れある日ふっとそれが姿を現すようなことがあります。
ごめんね、放っておいて。
忘れることで、次の命を育てるリスの功績には及びませんが、せめてのお詫びにそんな物たちのそばにいられるよう、置き場所を考えたりしています。
株式会社U・STYLE
代表取締役 松浦 和美