衝撃の里芋
– Monthly message –
U・STYLEでは、クライアントの方々へ毎月発送している書類に、時々のメッセージやトピックを同封しています。ここでは、その”Monthly message”を転載してご紹介します。
植物は、こちらが思っている存在感をひっくり返す姿をもっている!という出来事がありました。
ふだんは店頭で買っている野菜、里芋。ころんと丸っこくて、ほっくりしつつもネバネバ感のある、そのかわいい姿。けれどそこからは想像もつかない全体像を、この秋、見たのです。
麹チーズケーキのトッピングにするために、無農薬で育てるショウガのコンパニオンプランツとして植えた里芋。秋が深まるなか、ショウガの収穫もかねて掘り起こしました。が、私にとって衝撃的な里芋の姿でした。
一つひとつは確かにかわいい、けど、強烈な野生を感じさせる株の、狂ったような芋の重なり。「里芋ってそんなヤツだったのか・・・」
ただ事じゃない感じの佇まいに、何か強烈なパワーが秘められているのを感じ、調べてみると、里芋をこねて湿布にする昔からの自然療法が存在していました。
それによると「里芋湿布」は、腫物の痛み、内臓の痛み、のどの痛み、捻挫、乳腺炎、神経痛、リウマチ、がんの特効薬として、また腫物などの毒素の吸出しに使われてきたそうです。
毒素を吸い出したり痛みを抑えたり、まるで悪者と戦うレンジャーみたいです。たしかに里芋の株を頭にかぶったら、それなりの芋レンジャーになれそうでもあります。
想像の翼がどんどん広がりそうなので、今回はこの辺で失礼いたします。
みなさま、深まる秋をお愉しみください。
株式会社U・STYLE
代表取締役 松浦 和美