
地域がひらく、発酵的10日間。「オーライ!発酵街道開(びらき)2025」を開催します!
U・STYLEでは2024年度から、新潟市の西側エリアをフィールドにエリアブランディング事業に取り組んでいます。初年度には、地域の住人や事業者へのヒアリングやフィールドワークによってその土地にある資源や潜在的な誇りや意思を掘り起こし、それをもとにエリアのビジョンやアクションプランを策定しました。(2024年度の取り組みはこちら→「佐潟エリアブランディング」)
2年目となる2025年度、エリアの未来をつくる一歩目のアクション(ビーコンプロジェクト)として「オーライ!発酵街道開(びらき)2025」を開催します。これは、10月4日(土)から10月13日(月・祝)の10日間、新潟市の西側エリアで「発酵」をテーマに、地域が一斉に開くイベント。たとえば、酒蔵による同時蔵開きや、発酵やまちづくりをテーマとするトークイベント、エリアを舞台とする映画の上映会、地域の事業者・住民による自主企画など、そこかしこで多彩な催しが同時多発的に開催されます。

イベント名にもある「発酵街道」とは、新潟市の西側、内野から弥彦あたりにかけて旧北国街道が通るエリアのこと。旧北国街道沿線には、日本酒、ワイン、ビール、ウイスキー、漬物、味噌、パンなど多様な発酵産業が連なって集積しています。スモールエリアにこれほど多様な発酵産業が集まるのは稀有なこと。そんな特徴からこの街道エリアを「発酵街道」と名付け、蔵開きならぬ「発酵街道開(びらき)」と題してエリアを開くイベントを開催することにしました。
発酵街道開は、発酵をテーマとするイベントであり、行政区も超えて街道でつながるエリアをひらくイベント。「つながる、まざる、わきたつ、ひらく」をコンセプトに、発酵街道で人や資源がつながり、まざり、新しい価値やらしさが生まれ、さらにそれが高まりひらいていく、エリアがまるで発酵していくような機会となる発酵的10日間を目指します。
2025年度が初開催となるこの試みは、私たちにとっても新たなチャレンジではありますが、降って湧いてきたものではありません。
「街道に沿って酒蔵が連なっていることは可能性があると思うんです」「日本酒だけでなく多様な発酵産業があるんですよね」「醸造関係者がつながってなにかしたいと思っている」など、2024年に行った地域資源リサーチやビジョン策定の過程を通して地域の方々の内側から出てきた誇りや意思や可能性の芽から、次の一歩としての「発酵街道」は自ずと立ち上がってきました。さらに、すでに蔵開きが開催され始めていたり、発酵に限らずアートなどで「場をひらく」取り組みもエリア内で前例があり、「街道をひらく」こととの組み合わせもこのエリアらしいアプローチです。
初開催のイベントに向けて、地域の方々、自治体など、様々な方と一緒に右往左往もしながら準備を進めています。開催期間中にはぜひ足をお運びください。
10月の開催に向けて順次情報解禁していきますので、NoteやInstagramをフォローしていただければ幸いです。
公式Note
https://note.com/sakata_nbhd
公式Instagram
https://www.instagram.com/hakko_kaido_biraki
公式ウェブサイト
https://hakko-kaido-biraki.studio.site/
- イベント名:オーライ!発酵街道開(びらき)2025
- 開催期間:2025年10月4日(土)〜10月13日(月)
- 開催場所:新潟市西区・西蒲区・その他周辺エリア(内野〜弥彦)
- 主催:発酵街道開実行委員会/共催:新潟市