潟マルシェ
人にも社会にも環境にもやさしい
水辺の森のローカルマーケット
潟マルシェは、U・STYLEが2015年から鳥屋野潟のほとりで開催しているローカルマーケット。地域に根をはり活動するみなさんとともに、人も社会も環境も大切にする、水辺の森の小さなマルシェです。
ウェブサイト
新潟らしい暮らし方や選択肢を提案する
地域の編集の場
潟マルシェには、新潟で活動をしている素敵な方々が集います。地域や自然に寄り添う農や食、ものづくり、福祉やアート、環境を生かしたアクティビティまで、それぞれが大切にすることを持ちながら活動し、潟マルシェのテーマや価値観を共有するみなさんと、一緒に場をつくっています。
潟マルシェは、私たちがいいなと感じる新潟での暮らし方や暮らしの選択肢を「場」をメディアとして編集し、人やモノや体験、そして鳥屋野潟という環境を通して提案する試みでもあります。
潟マルシェで出会った人やもの、鳥屋野潟という場が、潟マルシェだけでなく日常の暮らしのなかで訪ねたり選んでみたりするようになってくれたらと願っています。
鳥屋野潟と人の関係性をつなぐ場
潟マルシェは鳥屋野潟で開催することを大切にするローカルマーケットです。
潟のほとりの森のなかに設えるマーケットだけでなく、漁師さんの板合わせ舟(木舟)で潟に漕ぎ出したり、鳥屋野潟公園の季節の自然をガイドとともに巡る自然観察会をするなど、鳥屋野潟の環境や生活文化を体験できるアクティビティも一緒に行っています。
潟マルシェをきっかけに鳥屋野潟へと足を運び、そこにある気持ち良い空間や楽しい体験とともに、鳥屋野潟という場の魅力や価値に出会うことで、鳥屋野潟と人との関係をよりよくつくっていけたらと考えています。
向かいたい社会や未来への旗を掲げる
潟マルシェは、U・STYLEが向かっていきたい社会や未来への旗を掲げて、地域のみなさんと一緒にそこに向かってつくっている場です。
潟マルシェがスタートした2015年は「地域の魅力をデザインで磨いて発信する」というテーマのもと、新潟の農家さんやベーカリー、老舗和菓子屋さん、民芸品の職人さん、福祉事業所さんなど、新潟でものづくりをしている方々とU・STYLEがコラボレーションし、一緒に地域の魅力を発信する場として始まりました。
2018年からは「エシカル&クラフトライフマーケット」とテーマをあらため、私たちなりの「エシカル」の解釈のもと、社会にも環境にもやさしい選択をしながら、自分の暮らしをみずから豊かにつくっていこうという提案の場として、マーケットをアップデートしました。
そして、2023年からは「つなぐ」にテーマをアップデート。新潟ならではの生活文化、暮らしや文化を支えてきた職や技、気候風土とともにある食文化、人と自然が調和する環境など、つながれてきた「ここにあるもの」をあらためて見つめ、それぞれが持つ“らしさ”をヒントに、今と未来を楽しくよりよくつくっていくことを目指す場として、マーケットをつづけています。
私たちが感じた「こんな社会や未来になったらいいな」という思いをもとに、潟マルシェという場で旗を掲げて、その未来へ向かうことにチャレンジする。不確かだけど、まずは旗を掲げてみる。私たちにとっての潟マルシェという活動は、そんな取り組みでもあります。
これからの潟マルシェがめざすこと
2023年から「つなぐ」という旗を掲げた潟マルシェ。私たちがつくりたい、つなぎたい、6つの価値が生まれる場として、関わるみなさんと一緒に育てていけたらと思っています。
- 美しい原体験をつくる
- 土地に根付く食と農の文化をつなぐ
- 自然と人の心地よい関係性をつくる
- 生活や文化を支え豊かにしてきた技や仕事をつなぐ
- 土地から生まれた人々の営みをつなぐ
- 買う人だけでなくつくる人を育てる
さらに潟マルシェから見えた社会課題から問いを持ち、解決に向けたアプローチを行なっていきます。