地域活動の「今」と「歩み」をやさしく伝える
とやの物語
Client | とやの物語実行委員会 |
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Creative Direction | Shutaro Matsuura |
Web Design | Minami Hayashi |
Illustration | Minami Hayashi |
Web Development | APRI*COT |
鳥屋野潟で行われている環境啓発事業「とやの物語」のウェブサイト制作をU・STYLEにて行いました。
とやの物語は、2007年から鳥屋野潟を拠点に実施されている環境啓発事業です。行政、地元企業、学校、コミュニティ協議会などが協力し、毎年度継続して開催されています。
2019年度以前までは、鳥屋野潟を会場とする環境啓発イベントとして開催されていましたが、感染症拡大等により多くの集客を伴うイベント開催が困難になり、年間を通じた環境啓発事業へと実施方式を変更。2020年度からは、地元小学校・中学校・高校へ講師を派遣し、鳥屋野潟の環境や成り立ち、地域の取り組みなどを次世代に伝える「出前講座」を中心とする環境啓発事業となりました。
これまでのとやの物語の情報発信は、新潟市ウェブサイト内への情報掲載が中心に行なわれていました。情報としては掲載されているものの、“とやの物語らしさ”とともに発信するという点においては課題がありました。
またとやの物語では、感染症拡大前後で事業方針が大きく変わったように、時代性や必要性を考慮し、年度ごとにその内容が変化します。そのため、最新情報を正確に発信し、取り組みに関わりたい人や関心を寄せてくれた方へ、必要な情報を届ける場が必要でした。
さらに、2007年から開催されてきたとやの物語は、継続して実施しながら、鳥屋野潟地域のひとつの歴史をつくってきた取り組みでもあります。その歩みをアーカイブし、アクセスできるようにすることは、とやの物語や地域の未来にとっても大切なことであると考えました。
そこで、最新の取り組み内容を発信するとともに、毎年度の取り組みをアーカイブする場として、ウェブサイトを制作することとなりました。
ウェブサイト
最新情報発信とアーカイブを目的とするサイトであるため、「今年度の取り組み」と「とやの物語の歩み」をコンテンツの中心としたウェブサイトになっています。
地域内の子どもから高齢の方まで幅広い世代が関わっている成り立っている事業の特性を考慮し、情報設計を複雑にせず、必要な情報を適量掲載し、スムーズに情報にたどりつける設計にしています。
また、イラストを中心としたスタイリングで、世代を問わず関わる方や関心を寄せてくれた方にとって、親しみやすいサイトを目指しました。
View Site
https://toyano-monogatari.com/