ノコシタクナイモノ
– Monthly message –
U・STYLEでは、クライアントの方々へ毎月発送している書類に、時々のメッセージやトピックを同封しています。ここでは、その”Monthly message”を転載してご紹介します。
先日、2022年の手帳を買いました。
来年もまた、手書きの手帳にスケジュールを入れて持ち歩くことを選んでしまいました。
なぜなんだろう。
そう思って試しに過去の手帳を開いてみました。
煩雑で乱筆な紙面。
「これやって、ここ行って、あ、やっぱりだめ。こうしようっと」の予定が手帳の罫線を飛び越え、あっちこっちに散らばりつつ時に消され、日々の枠にねじ込まれています。
思い起こせば、手帳を整然と使えた年などなく、取っ散らかった線と矢印、テキストに溢れ、間を縫うように付箋やらメモ用紙が貼り付けられ、知らない人が見たら意味不明感満載です。
時々の状況に身体を擦りつけながら出口を見出し、脱出を試みる。論理性や計画性といった文字は浮かんできません。線の強弱に、時のひっ迫感さえよみがえる記載もありました。
これがわたしなのか(?)
深く考えないようにしたいと思いますが、
恐らく客観的に見ると、そういうことなんだと思います。
手帳が人の生き様を表すものだとしたならば、
“これを未来に残したくない”と、年末にきて思ったりしています。
さて、末筆となり恐縮ですが、2021年も大変お世話になりました。
新しい年が皆様にとってよき年となりますよう、お祈り申し上げます。
引き続き、私たちU・STYLEとお付き合いくださいますよう、心よりお願い申し上げます。
株式会社U・STYLE
代表取締役 松浦 和美